灯油にまつわるHowto情報
室温について考えよう
●室温を下げるメリット
家全体の室温を下げてみる
室温の設定温度を上げてしまうと、灯油の消費量ももちろん上がってしまいます。
今年はいつもよりちょっと厚着をして、無理せず室内温度を下げてみましょう!
それだけで、昨年よりも灯油を節約!
室温は20度を目安に!
石油ファンヒーターの場合、年間で灯油10.22Lの省エネ!
約1,205円の節約!
外気温6度の時、暖房の設定温度を21度から20度にした場合で(使用時間:9時間/日)CO2削減量18.6kgです!
●ちょっとだけ厚着、これで省エネ
簡単に暖房の設定温度を上げない!
寒いからといって簡単に暖房の設定温度を上げずにちょっとだけ厚着、これで省エネになります!
(カーディガン:+2.2度、ひざかけ:+2.5度、ソックス:+0.6度)※出典:省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」
あまり使わない部屋にも暖房を使っていませんか?
よく使う部屋とあまり使わない部屋の室温設定を同じにしていませんか?
あまり使わない部屋の設定温度を下げるだけで節約効果があります!
効率的に暖房を行おう
●せっかくの熱をムダにしない
家全体の室温を下げてみる
寒くなると、窓や玄関から冷気が伝わってくるのを感じたことがありませんか?
窓より少し大きいカーテンを使う、サーキュレーターを使って暖かい空気を循環させるなど室内を快適にしましょう。
暖房を消しても余熱で充分あったか!
外出、寝る前の15~30分前に暖房を消しても余熱で充分暖かいです。
早めのスイッチOFFを心がけましょう!石油ファンヒーターの場合、年間で灯油15.91Lの省エネ!
約1,877円の節約!
1日1時間運転を短縮した場合で(使用時間:9時間/日)CO2削減量41.3kgです!
●スポット暖房を効果的に使おう!
部分的に暖めたい場合はスポット暖房が効果的!
広いお部屋の中で一部分を集中的に暖めたい場合はスポット暖房が効果的。
例えば、子供の勉強机、お年寄りの座るソファ、水仕事中の台所など、メイン暖房と組み合わせて賢く快適に冬を過ごしましょう。
電気カーペット、これで省エネ!
スポット暖房の代表格の電気カーペット。
石油暖房と併用するには「広さにあった大きさを選ぶ」「断熱マットなどで熱効率アップ!」が節約のコツです。
給湯温度の秘密
●湯温を上げ過ぎない!
用途に合わせた適切な温度を
給湯温度を必要以上に高く設定すると、それだけで灯油の消費量がとても高くなってしまいます。
用途に合わせた適切な温度を心がける、お風呂は冷まさないよう工夫するなどで、灯油は節約することができます。
お風呂はためて使いましょう!
一般的に家族が4人以上の場合は、シャワーを使用するよりもバスタブにお湯をためた方がお湯の使用量が少なくなります。残り湯を洗濯に使用するなどすればさらに経済的です。
また、ぬるくなってしまった湯を沸かしなおすよりも、直接給湯するほうが熱効率は良いので、省エネになります。
お風呂での工夫
●ムダな追い炊きはしない
お風呂に入る前に確認!
ぬるくなったお湯を沸かし直すよりも、直接給湯した方が熱効率は良いのですが、もっと突きつめると、冷まさない、使う時間を減らすこと自体が大きな節約!
たとえば、家族の入浴時間の間隔を狭くして、追い炊きをしない!
たとえば、シャワーヘッドを水圧の強いものに変えて、早い時間で身体を洗う!
たとえば、家族みんなでお風呂に入って、少ない給湯回数で済ませてしまう!
たとえば、どうしても時間が空いてしまう時には給湯機自体の電源をオフにする!
などなど、当たり前のことばかりですが、小さな事からこつこつ節約すれば、体も財布もあったか~くなれますよ。
●湯温の低下を防ごう
ちょっとの工夫でラクラク節約!
お風呂の間隔が空いてしまう時の節約方法はとっても単純。それは必ずフタをすること。
フタをしないと、バスタブに張ったお湯から熱が逃げてしまいます。
そこで便利なのが断熱シート!!断熱シートを湯船に被せれば、保温効果が抜群です!
入浴間隔が空いてしまう時に、給湯ボイラーの電源をOFFにしても、これで追い炊きをせずにお湯の温度を保つ事ができます。家族みんなで工夫したら、お湯もお財布もぽっかぽか!